この場所から見つめる夜明け

デュエルマスターズだったり音楽ゲームだったり

愛惜と驚嘆と深謝

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東雲かっぴー姫です。

 

2018年という年も、もう少しで終わろうとしている。

自分はこの年を深く忘れることはない。

 

大好きだったものを失い、大好きだったものから貰えたあるもの。

 

 

 

 

それを今一度振り返っていく。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1月

CROSS×BEATSの方は、REVの方は追加配信曲も来ることで少し安泰。

 

安定して県ランキングの1位目指してプレイをし続ける。

Fractalize MAS UFCで4点RP上乗せしたり、上々。

この時、冬服燦ちゃんの復刻イベやって、世界の果てとかの入手がやっとできるようになった。

Primaが新曲で登場。UNL中盤の配置に一瞬苦労したものの無事にUFC

Prima透明感あって冬にぴったりな一曲。

 

しかし急な復刻イベにほんの少しづつ、怪しい不安が水面下で渦巻いていた。

 

 

DMの方はおやつCSに出たりと遠征に勤しむ。

この頃からでもバイクをひたすら使う毎日。

 

まだ環境でも戦えたからねぇこれ。

 

結果は残せず。知り合いの優勝を目の前で見たりとモチベを維持できる環境。

少し羨ましいなぁと思いながら。

 

 

 

2月

REVはRP2170台に到達。あとたった30のRPが遠い。

県2人目の2200に向けてひたすらやる。

ここから公式の様子がだんだんと変わっていく。

バレンタインイベント復刻。

How true is Your Love が解禁なしで常駐。

収録から長らく常駐が望まれていたのでユーザーは喜んだが、一部ユーザーが

「ソシャゲのサービス終了の流れに似てるな」と考えるようになっていく。

しかしその考えはほんの少しずつ大きくなっていくことになる。

 

DMの方は

前回の山茶花CSからの待望の入賞。

サイバーダイスベガスシーズン早くもトップ8を獲得し、結構嬉しかった。バイクを使って2度目の入賞。

その時の記事がこちら。

nanoharika.hatenablog.com

今年は十分にいい流れがきていると思っていた。

ただ移り行く環境についていけていないのは事実だった。

 

 

 

3月

 

CROSS×BEATSのアプリの方はイベントこそあれど前々から小出しで追加していくだけ。このあたりだかでアプリのコレクション枠の更新が無くなった。

ユーザー側の不安増大。悪い予感は着々と確信に変わっていく。

 

ランセレ祭。度々紹介してるnayutaがここで登場。

 

コレクション枠最後の楽曲。

歌詞から読み取れる何かを認めたくない。

その思いが次第に強くなっていく。

 

 

REVは、新曲追加イベント。しかしアプリの方で起きた些細な事件を見たユーザーは、こちらも危ないと思い始める。

 

3月末、急にサーバーが不安定になり不具合が起きる。

その時、メンテナンスが入るものの長期化するも、修復。

しかし、この時ユーザーは何かが起きてるとただの不具合とは思えない反応ばかりだった。

 

新曲、θはボカロ曲。不思議な感覚をお届けできる一曲。

cthughaはθと反対で激しく、Mozsoundらしさとボーカロイドがうまく合わさった一曲。

 

DMは地元で大型CSの静岡CSへ。

個人でもチームでもバイクを使うものの結果振るわず。

チーム戦の決勝戦。彼らが立っているのを見て、未だ勝てぬ自分に悲しくなった。

一番好きなCSで俺だけが立てなかった、その悔しさだけがずっと募ってた。

入賞して勢いづいたかなと思ったが間違いで。

数多くの苦労をあっさりと超えられてしまうのがたまらなく嫌だった。

今でも頭に残って離れてない。遠くから見ていたあの舞台を。

 

そしてここから自分自身はもっと苦労することになってしまう。

 

この月から、DMの殿堂施行と共にもう片方も音を立てて崩れていく。

 

 

 

4月。

REV。

 

過去イベント楽曲の大型復刻イベント。

イベント名が「クローニャ同窓会」

イベントが開始して、報酬の称号には今までと違って昔を思い出すようなものばかり。

中にはなにかを悔やむネガティヴなものも。

 

アプリ版、データ更新のためメンテナンス。

データ更新。REVの異質とも思えるこの称号。

 

 

 

 

不安は確信へと変わっていく。

 

もう、ダメかもしれないと。

 

そして

 

 4月16日。

 

 

耐えられるわけがなかった。

自分が初めて体験するであろうこの宣告。

本当に心から楽しんでできた初めてのゲームで、この仕打ちはあまりに酷なものであった。

 

残った2ヶ月の間をどうするか考えた。

今まで通りでいいのか?

なにか特別なことをしなければならないのか?

 

悩みに悩んだ。

 

 

結論は今まで通り楽しんで終わることだった。

 

力なき自分ができることは最大限今まで通り上を目指すだけ。

それで良い。

楽しんで、他の人たちにそのゲームがあった事実を知ってほしい。

それで良い。

 

決意を固め、クロスビーツ、最後の2ヶ月を走る。

 

 

 

DMの方も、勝てない日々が続くどころかポイントを取れない、負け越しが続くという最悪の状況。

 

自分に合う山も見つからず、意を決して今までと違う山で挑むも玉砕。

練習環境もなく、どうすれば良いかもわからず・・・。

 

おまけに上記のサービス終了告知を受けてしまったため、明らかに生きる気力がないに等しかった。

周りは勝っていく事実に疲弊していく心。

相当辛かった。

 

5月

 

REV、最後の大型イベント。

イベント報酬が最後の最後にKOTOBUKIが登場。

あまりに強すぎるボスの登場に衝撃走る。

 

サービス終了まで、なんとか頑張っていることを見せてくれた。

解禁すっげぇ大変だったけど。

 

KOTOBUKIはアプリ版からの移植曲。

和風な楽曲で静かな曲かと思いきや壮絶なノーツの嵐とテクニカルな配置でボスとしての風格を十分に醸し出す一曲。

 

DMは変わらず、辛い状況が続く。クロスビーツがサービスが終わる前に一花咲かせたいと願うが空回り。いつ自分は勝てるんだ。そんなことばかり。

 

6月

 

最後の最後まで、いつも通りにプレイし続けて、ここまで登りつめたクロスビーツへの道。

 

24日。そして25日。

 

その旅路は一つのピリオドを打った。

その時の思いは、長ーい記事を一つ書いているので見てほしい。

 

nanoharika.hatenablog.com

 

毎回この記事貼ってるな。

この記事の後、このゲームの生みの親のNAOKIが一つ曲をアップした。

soundcloud.com

 

ずっと何も言わずにいた生みの親がやっと形にしたこのゲームへのお礼と寂しさをメッセージに込めていると思われる一曲。

今でも聴くとあの時を思い出す。

もっと長く続いて欲しかった。

もっと沢山の曲を聴いてプレイしたかった。

もっと流行って欲しかった。

現実は無情。

 

この日の最後の最後になって認めたくなくなってしまった。

嫌だ。終わって欲しくない。

嘘だって言って続いて欲しい。

さらっと曲を更新して欲しい。

 

そんな想いを抑えきれずに、涙が止めどなく溢れ出た。

 

笑って終われる訳がなかった。

どうしても、悲しさの方が強くなってしまった。

 

 

しかし、その後ユーザーが突然「SAYONARA DEMO」をアナグラムして遊び始め、大喜利大会が開催された。

 

ここのプレイヤーたちは肝が座っているようだ。

笑って終わるってこういうことかよ!

 

 

 

そして、その数十分後、アプリ版はタイトルから動かなくなった。

REVはオフラインになった。

今でも、アプリを消さず、たまにREVがある場所でプレイしてる。

 

終わったわけじゃなくて、ピリオドを打っただけ。

この世から全ての筐体がなくならないのなら、生きている。

だからこそ、ずっとプレイできる。

 

同じような境遇になったゲームをプレイしてた人々もこんな気持ちだったのかもしれない。

 

物語はほんの少しづつだけども、ページを増やしていく。

 

この日を自分は一生忘れない。

 

 

そしてDM。

この月から徐々にポイントを取れるようになる。

そして、久々の予選抜け。

(このゲームが最後にくれた、ささやかなお礼かな。)

 

なんてちょっと思いながら。

 

けど入賞はできず。16落ちでちょっと悔しい。

 

ここからはDMに重きをおくことになる。

 

この後に、平日休みを使って友人達と練習を始めるようになっていく。

 

夜明けをこの場所から迎えるために。

 

 

 

 

7月。

 

地元でREVの筐体がなくなっていく。

 

ついこの間まであったものが突然消える喪失感と虚無感。

 

どうしようもない気持ちに悩む。

 

当たり前のようにあるわけではないことを改めて実感する。

 

そこには、絶対はない。

 

DMも一度予選を抜けるも16落ち。今季2度目。

後一歩が届かない。

どうしたらいいんだ。

そんな悩みばかりが尽きない。

 

苦労はまだまだ続く。

 

8月

 

DM、静岡CS開催。今回が最後らしく気合が入っていた。

しかし空回りで終わり。ポイントくらいは欲しかったなぁ。

 

この月を最後あたりにバイクを一度降りることを決意。

というか今までよく使ってたな。

 

自分に合う山をもう一度再考することに。

 

 

この月も目立った入賞はなし。

 

9月。

 

突如立ち上がったunlimitedstudio。

NAOKIの次の舞台はセブンスコードというタイトルになった。

一つ疑問に思うこと。

 

クロスビーツシリーズの人たちはいるのかどうかだが、

ちゃんと居てくれたことを知って嬉しかった。

リスペクトも必ずやってくれるらしいので配信までじっくり待つ。

 

 

DM。

新しい山を周りと相談をして決めた。

赤白なのは一緒だが、轟轟轟ブランドになった。

自分が馴染んでいる感覚に比較的近いことからのセレクトだった。

元々ブランドは4枚所持してたため組むのも容易。

 

ただプレイ自体はまだ慣れがなく、たどたどしい。

 

一度予選を抜け8をかけた一本。ミラーマッチで後手。

ヘブンズフォースから雑に走られて負けた時は流石に心折れそうだった。

割り切りといえどもさすがに悔しいもんは悔しかった。

 

この予選抜けのみで入賞なし。いつまでたっても入賞ができない。

焦る。

 

10月

 

この月も入賞なし。

ただ前ほど負け越したりはしないで勝ち越しやタイに持っていくことはできる。

本当に後少しだった。

予選さえ抜けてしまえば・・・

 

そして、気づけばREVがピリオドを打ってからしばらく経っていた。

ゲーセンに行くモチベも消えつつあった。

セブンスコードが動き出してからなかなか音沙汰ないのを見ながら。

 

11月

 

弐寺の新作稼働に伴って、復帰を決意。

自分が音楽ゲームを始めた原点にまた戻ってきた。

硬派ものが好きなんだなぁとしみじみ思う。

 

今作の弐寺はほんとにすごいから、みんなもやろう。

 

そして、この月。

 

DMで初優勝を遂げることができた。

今まで毎週のようにずっと出続けて、知り合いが入賞や勝っている姿を後ろでずっと見ながら、自分が初めてこの舞台に立てた。

 

競技としてDMをプレイし続けて、もう5年位の月日が経ってた。

それの1年かそこらは遠征ばっかの週末。

 

苦労は絶えなかった分、すごいうれしいかと思ったが、

 

今でも実感が正直言うとない。

 

いろいろやらかしてるし、結局そういう部分が修正できないまま優勝してしまったことに対して悔やむ部分があまりにも大きすぎるから。

もっとああしていれば、もっとこうプレイしたら印象は変わっただろうか。

考えるだけ、自分が下手だなって感じて、たまに嫌になる時がある。

 

綺麗な終わり方は正直したかった。

 

周りは考えてもしょうがないなんて思うけど、結局数打てば当たるようなことを体現したってことになってしまうような感じ。

 

それでも、ずっと休みの時にスパーリングをしてくれた友人や、相談に乗ってくれた友人。ずっと見守ってくれた人や大事な人には改めてお礼を言いたいです。

 

ありがとうございました。

 

 

自分が本当に好きだったものがくれた今年一番のお礼だった。

 

 

優勝した後の浜松CSに出向いた時に沢山の人が祝福してくれてた時、少しホロっとした。

 

 

12月。

 

1日に自分は行かなければならない場所を目指して行った。

 

「Dawn of Innovation イノベーションの夜明け」

 

未練を晴らすために行ったものの余計に未練を残す結果となってしまう。

内容はめちゃくちゃよかった。

序盤のSunglowでもう涙が出ちゃってね。

 

その時のことはこちらに。

nanoharika.hatenablog.com

時計の針動いたと思ったら戻ったり動いたり忙しいな。

 

 

 

DMのほうは、結局いつも通りに戻ってしまって、なんというか、結局かぁ・・・。って感じで苦労がまた増えていく。

 

前のような鬼気迫るような状態になっていないのはすごく自分の中で一皮むけた感じがした。

 

 16日、オルタナで予選抜けするもの自分がやらかして16落ちしてしまってとても申し訳ない気持ちでいっぱいになる。

あーまたやってしまった。

 

 12月のクリスマス週、一度オポ落ちまで行くが残り2つを落としたり、なかなか散々。モチベも少し落ちつつあったが・・・。

 

そしたら県ランクのスリーブもらえるボーダーラインにいるということになってしまい、また一気にモチベが湧いてきた。

 

負けたくない一心でまだまだ戦っていけそうだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

ここまで読んでくれた方、ありがとうございます。

今年は4月が明らかなターニングポイントになったと思う。

いい意味でも、悪い意味でも・・・。

そして6月を境に環境が激変した。特別な年だった。

激動な一年ももうすぐ終わりを告げる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

クロスビーツというゲームはある人にとってはどうでもいいもの。

 

だが、自分にとっては、かけがえのないたった一つの人生の一部だ。

 

 

 

 

このゲームを真剣に純粋にやっていたプレイヤーもおそらくそうであろう。

 そうじゃない人もいるかも知れないが・・・。

 

クロスビーツというゲームが本当に本当に、好きで好きでしょうがないんだ。

 

今までも。これからもずっと。

 

ピリオドが打たれて半年が経った。

皆はあれからどう思ってこのゲームがあったことと向き合っているんだろうか。

 

このゲームをきっかけに音楽ゲームにのめり込んだり、あるいは、モチベも消えゲーセンなどに行かなくなってしまって離れてしまったり、筐体買っちゃったり、今でもオフラインでプレイできるならプレイしてる人。

 

色々な人がいる。

 

ちょっとずつコンポーザーが楽曲のロング化だったりをしてくれているのがたまらなく嬉しい。

 

けど、コンポーザーだけじゃなく、皆が忘れないようにたまにこうして思い返してほしい。

 

純粋に好きだったクロスビーツというゲームがあったことを。

あの独特な雰囲気の楽曲たちの一つ一つを。

最後まで着いていったユーザーたちを。

ピリオドを打った今でも好きでいてくれる人々を。

 

こういう思いが続いていれば、新しい場所で夜明けをもう一度迎え入れることができると思う。

 

来年もその次の年も伝えられる人が居続けるかぎり。

 

 

 

コンポーザーと深い関わりがあるわけでもないし、スタッフとかともそう言った関わりもないがこうして文字にしていつかその人たちにもちゃんと届いてくれてると信じて、こうして自分は文字で発信して行くことにする。

 

そしてもう一つ。

 

 

本当にありがとう。クロスビーツ。

 

まだ、このゲームを大好きでいることがほんとによかったと心から思えるよ。

 

プレイできるところは少なくなったけど、それでもできるならずっとプレイしていく。

 

出来ることなら、また復活して欲しいけどさ。

 

次はどこの場所で自分を魅了させてくれるか楽しみにしてる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最後に。

 

 

 【挑み続けれなければ、チャンスも夢も叶うことはない】

 

有名な人が言ったこの言葉は今自分がこうして毎週CSに行ってる一つの教訓になっている。

 

 

諦め癖ついちゃった時にこの言葉と友人から貰った数々の言葉を思い出してる。

 

自分が負けたくない人がいるだけで今でもそれがモチベになっている。

 

まだ食らいついて行かないといけないかーみたいな辛さはあるが、反面自分はまだ戦う理由ができたと思えば安いものよと考えている。

 

馬鹿馬鹿しいと思うけど、自分が楽しくいるための動機でもあるからね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

未開拓地の一つはこうしてちょっと不格好だが開拓できた。

 

同じ景色を見ることができた気がした。

 

だが、まだ終わりじゃない。

 

ここから、辛く長く険しい道のりが待ち構えているだろう。

 

乗り越えていかなかければ、辿り着けない。

 

そう、あの時に居た、【クロスビーツ】という場所の世界よりも、もっと高い場所を見るために。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

旅は終わらない。

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