イノベーションの夜明け
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東雲かっぴー姫です。
自分はまだCROSS×BEATSというゲームに未練がある。
あの曲がクリアできない、繋がってない。そういう未練ではない。
過去2回だけあった、公式のライブイベントに行けず、3回目があるなら、必ず行くと思っていた矢先・・・
公式からサービスの終了告知。
そして6月24日。このゲームの全てのオンラインサービスは終了した。
もう2度と3回目はないと思ってた。
開くことは難しくなってしまった、ライブイベント。
未練のように残った筐体でプレイするうちに芽生えていった。
(あの日、ちゃんとイベントに行っていれば・・・)
だが今日。
とある一つのイベントが行われた。
「イノベーションの夜明け」
望んでいたものがすぐ近くまでやってきた。
実はギリギリまで行くかどうかを迷っていた。
今、この1日しかない。そう考えて自分は行く決心をつけた。
当日で乗り込みのためいろいろ特典はないものの、そんなことは気にせず突撃。
12:30に当日枠の列が待機。
他にも何人かいるんだろうなー、なんて思ってたら本当に自分だけ当日枠で結構しょんぼり。
そりゃ皆、事前に登録してるよね・・・。
そして開演。
内容自体もビーツ曲中心。
こうしたイベントでこういう場所でこの楽曲たちを聴けるのは感動。
目の前で自分が見ている景色は本当に迫力があって、このゲームをずっとやってて良かったと心から思えた。
そして、フラット3rdが登場、virtual reality controller からバッテリーバックアップ。
聴いていて、自分がどれだけ、このゲームが大好きだったか。
告知がされて以降、消えていく筐体を目の前にして。
サービスが終わるまでのプレイを思い出して。
そして、あの日。
CROSS×BEATSシリーズが何よりも大好きだったプレイヤー全員に
優しく見守られて
笑って終わった最後の時。
それを順々に思い返してたら、自然と涙が溢れた。
感動よりも、寂しさのほうが強かった。
やっぱり寂しいんだよね。自分にとって自信を持っていたものの一つだもの。
あれからも撤去が相次いで、ツイッターで注目されたのはゲーセンが1万で売りますとか書いてある紙が貼られた筐体の画像。
その画像を見た人間達が「これは糞ゲーだったのかな?」と勘違いする始末。
仕方ないのかも知れんが、見てられなかった。
そんな寂しさが自分には深く突き刺さってた。
しかし、これだけ大好きな人たちがちゃんと居るなら、まだ自分が通ってきたこの道はいいものであると確信できる。
数は圧倒的に少ないけど。
そうして、楽しいイベントも終わり、こうして帰りの電車でこの記事を書いている。
もうちょっと交流すれば良かったけど、たった一人の当日枠ですこぶる目立ってしまったのと、話しかけられそうな人も居ないままで終わってしまったのが心残り。
次あるとすればコミュ症改善を図りたい。
皆さま本当にお疲れ様でした。
運営、アーティストの方々へ。素敵なイベント本当にありがとうございました。
こうして、また一つ自分の小さな夢が一つ叶った。
本当に小さな夢。
けど、その夢はとても綺麗な思い出に昇華された。
時計の針はあの日から止まっていた。
今日、一つその針が動いた気がした。
その針が動きづつけるなら、あの場所にいた人々の思いは繋がっていくだろう。
nayutaがくれたメッセージはちゃんと届いていたよ。
自分はCROSS×BEATSが大好きだから。
デュエルマスターズも大好きだから。
かけがえのない物語、今日もまた一つ。